極大消滅波連打マン

 サラマンダーの120%制限エフェクトに《極大消滅波》という必殺技があります。実際はこれを一発撃ったところでゲームエンドに持っていくのは難しく、通常はGM側がPLを苦しめるために一発放つことに利用されると思います。そもそも侵蝕値が高すぎて通常使用に耐え得るエフェクトではありませんね。しかし大胆なこのエフェクトに惹かれる人は多いはずです。今回はそんな《極大消滅波》をPCに落とし込んで使用に耐え得る状態にしてみます。

 

 高すぎる侵蝕値に関してはゼノスのエンブレムの《退化の書》によって簡単にクリアできます。1ラウンド中侵蝕率が上がらなくなるので《極大消滅波》は好きなように運用できます。デメリットも気になりません。

 この状態にすればあとは《極大消滅波》を1ラウンドに何回撃てるかの状況になります。幸いダブルクロスには使用回数回復エフェクトが各所に散らばっています。以前《時の棺》関連のキャラを作った際のノウハウを活かして作ればいいのです。

 

サラマンダー/ウロボロス

能力値3231

Dロイス:亜純血

エフェクト

《極大消滅波》Lv5

《原初の虹:帰還の声》Lv1

《原初の虚:アナザーセルフ》Lv1

《原初の灰:闘争の渦》Lv1

アイテム

《退化の書》

 

 

 というわけで《極大消滅波》連打構成の草案になります。経験点はまだ余っていますので後述の成長案を参考に追加してみてください。

 やることはシンプルで、セットアップに《退化の書》を使用して、イニシアチブプロセスが来るたびに《極大消滅波》を宣言するだけです。上記の状態でも4回使えるので期待できるダメージ量はおよそ150~200です。1ラウンドにそれだけのダメージを範囲にばら撒けるなら十分戦力として戦えていると思います。《原初の虚:アナザーセルフ》は《ハイブリーディング》でも問題ありませんが、一応デメリットを気にして《アナザーセルフ》を優先しています。

 

 問題点としてはミドルの間に侵蝕率を上げる手段がないので何かしら用意しておくとクライマックスに120%でスタートできると思います。サラマンダーで用意するなら《炎陣》や《凍てつく刃》辺りが使いやすいでしょう。ウロボロスの場合は《原初の紫》から《砂の加護》や《妖精の手》等を選ぶとミドルでも安心して参加できるはずです。

 《極大消滅波》のダメージが物足りない場合はユニークアイテムの《狂想の火種》を持ってきてはいかがでしょうか。やや割高ですがかなりダメージが伸びるのでお勧めです。ほかには《シークレットモンスター》のような《極大消滅波》に対応しているダメージ増加を用意してあげるのもいいでしょう。《退化の書》取得の時点でゼノス関連のキャラにはなるので《ゼノスネットワーク》等で他所の団体のエンブレムを取れるようにしておくといいでしょう。

 《退化の書》で侵蝕率が能動的には一切上がらないので、いろんなエフェクトを採用できる可能性があります。経験点を多くもらえるセッションなら《極大消滅波》周りのこと以外にも目を向けて《原初の白》《原初の黒》等、拡張性の高いキャラを楽しんでみてください。

 

 

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